アニメ版アラジン 実写版との違いはどこ
アニメ版『アラジン』を鑑賞したため実写版『アラジン』と比較してみました。
制作
監督 ジョン・マスカー
制作 ジョン・マスカー
ロン・クレメンツ
脚本 ロン・クレメンツ
ジョン・マスカー
テッド・エリオット
テリー・ロッシオ
音楽 アラン・メンケン
あらすじ ネタバレあり
神秘と魅惑の都アグラバ。大いなる夢と希望を抱いた貧しい若者アラジン(声・スコット・ウェインガー)は、市場で出会った美しい娘ジャスミン(声・リンダ・ラーキン)を一目で気に入り、彼女が盗っ人として捕まっていた果物屋から助け出す。彼女はアグラバ王国の王サルタン(声・ダグラス・シール)の娘だった。結局役人に捕まったアラジンは、城の石牢に閉じこめられてしまう。その頃ジャスミンは、右大臣のジャファー(声・ジョナサン・フリーマン)から、アラジンは処刑されたと聞き、嘆き悲しんでいた。一方、アラジンは突然現れた不気味な老人に誘われ、砂漠の中の洞窟から、ランプをとってくることを条件に、牢を脱出した。アラジンは、魔法の洞窟を奥へ進む途中、不思議な魔法の絨毯に出会う。アラジンは、絨毯の道案内でやっとランプを手に入れるが、同行していたペットの猿アブー(声・フランク・ウェルカー)が宝石に手を出してしまい、洞窟は次々に大爆発を起こし始めた。外に待っていた老人はアラジンからランプをひったくると、アラジンを洞窟の底へ突き落とした。老人の正体はジャファーだった。アラジンが絶望に落ちこんでいた時、アブーが落とされる瞬間取り戻したランプを取り出した。アラジンが汚れたランプに書いてある文字を読もうとさすった途端、ランプの魔人ジーニー(ロビン・ウィリアムス)が現れた。ジーニーは、ランプを持つ主人の願いを3つだけ叶えてくれると言う。アラジンは1つめの願いで、立派なプリンスに変身し、王宮へ乗り込んだ。ジャスミンに本当の自分を名乗れないアラジンだったが、その夜、絨毯に乗ってジャスミンを訪れる。2人は絨毯に乗って美しい星空の中を飛び、ジャスミンはアラジンに好意を持ち始めた。だが、すべての権力を握ろうとしていたジャファーは王を催眠術にかけ、ジャスミンと結婚しようと狙っていた。そしてアラジンからランプを盗んだジャファーは、アラジンを元の姿に戻し、すべての嘘が明らかにされてしまう。ジャスミンを助けに行ったアラジンだったが、ジェファーはランプを使い、ジーニーに自分もジーニーと同じような魔法使いになりたいと言う。望み通りの姿になったジャファーだったが、ランプの中に吸い込まれてしまう。アラジンは最後のひとつの願いで、ジーニーをランプから開放して普通の人間に戻し、王にも気に入られ、めでたくジャスミンと結ばれるのだった。
※映画.comより
比較感想 ネタバレあり
アニメ版と実写版の違いはジャスミン関連
アニメ版の大きな違いは現代を意識した作りになっていることです。
実写版ジャファーはアニメ版より若い
アニメ版ではジャスミンよりかなり年上のジャファーがジャスミンに執着しますが、実写版では30代のマーワン・ケンザリが演じています。
そしてアニメ版程ジャスミンに執着していません。
アニメ版の設定のまま実写化してしまうとロリコンのようで気持ち悪いですよね。
ジャスミンの侍女ダリア
アニメ版では侍女が登場しませんが、実写版では登場します。
侍女のダリアはジャスミンの親友のような役割を果たし、ジャスミンの良き理解者でどんなことでも相談できる相手です。
孤独なプリンセスではなく侍女とベッドで寝そべり語り合う姿を微笑ましく鑑賞できます。
また、侍女に恋するジーニーの姿が観れます。
ジャスミンの新曲「Speechless」で自立を歌い国王になる
この新曲はアニメ版にも携わったアラン・メッケンが作曲して、『ラ・ラ・ランド』
『グレーレスト・ショーマン』を手掛けたベンジ・パセックとジャスティン・ポールが作詞しています。
ジャスミンの自立を歌い、国王になるという結末が現代的でアニメ版と大きく違う部分で素晴らしいアレンジです。
まとめ
アニメ版にはオリジナルの良さがありますが、私は実写版を気に入りました。
現代的なアレンジに加えて、豪華絢爛の映像とボリウッド映画のようなダンスシーンは
観ているだけで心が躍ります。
実写版を劇場で鑑賞して、どちらが好みか見比べてみるのはいかがでしょうか。