如懿伝 ~紫禁城に散る宿命の王妃~ 第11話 第12話
中国宮廷ドラマ『如懿伝~紫禁城に散る宿命の王妃~』第11話、第12話をWOWOWで鑑賞しました。
制作
監督 ワン・ジュン
原作・脚本 リョウ・リエンズー
出演
ジョウ・シュン/ウォレス・フォ/チャン・チュンニン/ドン・ジエ/シン・ジーレイ
トン・ヤオ/リー・チュン/リー・チン/ヴィヴィアン・ウー/フー・カー
ジン・チャオ
第11話 皇子の選択 ネタバレあらすじ
けつ芳殿でろくに世話をされていなかった第1皇子の永コウ(えいこう)は、如懿の養子として延禧宮に住むこととなる。皇后は如懿が乾隆帝の長子を手に入れ、寵愛を取り戻したことに脅威を感じ、永コウの乳母だった女官を潜り込ませようとするが、如懿はその乳母を厳罰に処し、皇宮から追放してしまう。一方、嘉貴人は、養心殿の王欽を取り込むため、侍女の蓮心(れんしん)を嫁がせてはどうかと提案する。
※WOWOWより
乾隆帝は第1皇子の栄璜に育ての親を如懿、皇后、慧貴妃の中から選ばせます。
栄璜は迷わず如懿を選びます。
自分の子を授からない如懿は栄璜に母と呼ばれ、栄璜を大切に育てることを誓います。
第1皇子を如懿に奪われ、皇后は動揺します。
そんな皇后に嘉貴人が、侍女の蓮心を太監の王欽に嫁がせることを提案されます。
王欽と蓮心のあまりの年の差に皇后は躊躇しますが、如懿を脅威に感じて嫁がせることを決意してしまいます。
第12話 悲しき婚礼 ネタバレあらすじ
入内してまだ半年のマイ常在は早々に乾隆帝の子を身ごもり、妃嬪たちの前で得意げに懐妊の報告をし、身ごもらない妃嬪たちに皮肉まで言い放つ。一方、皇后は蓮心と王欽の結婚を正式に発表する。蓮心は皇后の意向に逆らうこともできず、泣く泣く年の離れた太監のもとへ嫁ぐことに。だが婚礼の夜、2人の新居らしき所から女性の叫び声が聞こえてきたため、後宮ではさまざまな臆測が飛び交うのだった。
※WOWOWより
王欽との縁談にショックを受け、陰でひっそり泣く蓮心に出くわした如懿は皇后の侍女が泣いているのは目立ってしまうので、泣き止んでから宮に戻るように助言します。
如懿の侍女、阿箬はそんな蓮心を嘲り如懿にたしなめられます。
白蕊姫が懐妊を妃嬪たちに報告します。
即位後初の子を身ごもって得意げです。
皇后は妃嬪たちに王欽と蓮心の結婚を発表します。妃嬪たちの前で皇后に、結婚したくないと訴える蓮心。
皇后は罪悪感を感じますが、決定を翻しません。
乾隆帝に父の功績を称えられ、浮かれた阿箬は本来侍女が着ることが許されない艶やかな服を着て乾隆帝を見送ってしまいます。
また如懿に注意されてしまいます。
王欽と蓮心の婚礼が行われた夜、蓮心の叫び声が宮中に聞こえてきます。
浮かない顔の如懿。
如懿の忘れた手巾を持ってきた蓮心に阿箬は嫌味を言います。
傷ついた蓮心の心の傷口に塩を塗るようなことを言った阿箬に、厳罰を与えると注意する如懿。
その様子を見ていた慧貴妃が現れ厳罰を与えるように命じます。
如懿が自分の教育が至らなかったと謝りますが、慧貴妃は身分をわきまえない阿箬の振舞いに厳罰を命じます。
感想
王欽と蓮心の結婚は視聴している私も蓮心が可哀そうで、減らず口の阿箬を扱いきれない如懿に苛立ちを感じてしまいました。
今まで好きではなかった慧貴妃が最後のシーンでは、よく言ってくれたと爽快感を感じました。
栄璜に「悪い行いは悪い結果を生む。後悔しても遅いのだ。」と教えている如懿が阿箬に対してどう対処するのか楽しみです。
また、蓮心の今後が気になります。
穏やかな皇后が自らの立場が脅かされるのではないかと危惧して、蓮心を駒として利用するとは嘉貴人にそそのかされたとは言え、賢明な選択だとは思えません。
皇后自身の今後にも悪い影響を与えそうな選択です。