如懿伝 ~紫禁城に散る宿命の王妃~ 第3話 第4話
中国宮廷ドラマ『如懿伝~紫禁城に散る宿命の王妃~』第3話、第4話をWOWOWで鑑賞しました。
制作
監督 ワン・ジュン
原作・脚本 リョウ・リエンズー
出演
ジョウ・シュン/ウォレス・フォ/チャン・チュンニン/ドン・ジエ/シン・ジーレイ
トン・ヤオ/リー・チュン/リー・チン/ヴィヴィアン・ウー/フー・カー
ジン・チャオ
第3話 新帝即位 ネタバレあらすじ
烏拉那拉氏を排除しようとする皇太后・鈕オ禄氏は、景仁宮に幽閉されている烏拉那拉氏に密かに毒を渡していた。烏拉那拉氏は一族の将来を青桜に託し、毒をあおって死んでいく。叔母の死を目の当たりにした青桜だが、弘暦にその死因を問い詰められても皇太后の関与はおくびにも出さず、あくまでも先帝崩御を悲しんだあまりの急死だと言い張るのみだった。新帝の即位式が済み、皇太后が慈寧宮へ移る準備が進められるが……。
※WOWOWより
烏拉那拉を訪れた青桜は皇太后の鈕オ禄からの申し出を隠して、行宮に移れると伝えます。
お茶を飲んでいた烏拉那拉は青桜に皇后になるように言います。弘暦と添い遂げて同じ墓に入るためには皇后にならなければいけない、自身が出来なかったことを代わりに成し遂げてほしいと訴えます。
そして烏拉那拉は血を吐いてしまいます。
青桜が訪れる前に皇太后が烏拉那拉に毒を渡していたのです。
死をもって伝えた烏拉那拉の思いを青桜は受け止めます。
烏拉那拉の急死を誰もが不審に思うなか、弘暦は青桜に真相を問います。
青桜は本当のことを言いません。
青桜は皇太后に急死の真相を疑うものが居たら姪の自分が皇太后のために証言すると誓います。皇太后は青桜の賢明な選択に満足します。
弘暦が即位します。
即位式の陰でひっそりと烏拉那拉の葬儀が行われることに皇太后はご満悦。
皇太后は慈寧宮に移る予定が、弘暦の計らいで慈寧宮は修繕中のため、終わるまで先帝の太妃らと共に寿康宮で過ごすことになってしまいます。
皇太后は弘暦の計らいのお返しに青桜に王府で3年服喪と禁足を命じます。
第4話 新しい名 ネタバレあらすじ
青桜は乾隆帝が皇太后を慈寧宮へ移さずにいることを知る。そんな中、乾隆帝から如意結びと2人の思い出の芝居「墻頭馬上」の楽譜が青桜のもとへ届けられる。一計を案じた青桜は、謹慎の身でありながら乾隆帝を訪ね、皇太后に孝を尽くすよう説得する。そのかいあって、慈寧宮へ移ることになった皇太后は青桜の謹慎を解く。さらに自らの名を捨てて生まれ変わりたいと言う青桜に、皇太后は「如懿」という名を与えるのだった。
※WOWOWより
王府に残された青桜の元には青桜を慕う海蘭が残ります。
海蘭は皇太后が慈寧宮に移れずにいることを知ります。
乾隆帝となった弘暦は、皇后に皇太后を慈寧宮に移せば青桜の禁足も解けると説得しますが、禁足を解かなかった場合のことを考え助言を聞き入れません。
一方、皇太后も自分から折れることはありません。乾隆帝が青桜の禁足を解いてほしいと頼みに来ることを待っています。
乾隆帝にとっては皇太后は育ての親であり、実の親子ほどの絆はありません。
乾隆帝は青桜に芝居『墻頭馬上』の楽譜と如意結びを送ります。
如意結びには「意のままになるように」との思いが込められています。
青梅はお返しに手作りの刺繍入りの手巾を渡します。
青梅は乾隆帝と皇太后の関係を取り持つため、海蘭に助けを求めます。
海蘭に入れ替わり乾隆帝を訪れた青桜は、『二十四孝』第1編から「百善の中で孝を第一とし上に立つ者がその模範を示す」と皇太后との和解を説得します。
皇太后の権勢が朝廷にまで及んでいることを懸念していて、皇太后の思い通り譲歩することを拒む乾隆帝に「譲歩ではなく孝行です。後宮のことは皇太后に任せ陛下は朝廷で存在感を示してほしい。対立を避けてほしい。」とお願いします。
烏拉那拉の件で皇太后を恨むべきなのに優しい青桜の態度に触れ、乾隆帝はついに皇太后との和解を決意します。
無事に慈寧宮へ移ることが決まった皇太后は青桜を呼びます。
禁足を解かれた青桜は、新たな人生を歩みたいと新しい名を名付けてほしいと申し出ます。青桜の望みは永遠の愛を貫くこと。
皇太后は❝如懿❞と名付けます。
懿徳の懿(意味は静かなる美)
「この世の最上の美は愛する者と過ごす日々だ。加えて静は動を制す。静であれば平安でいられる。」
懿の如くの真意は、人生において美しく円満な日々など決して得られぬ。懿の如くで良しとせよ。
青桜改め如懿と皇太后の接近に皇后たちはとても不快に感じます。
その矛先が海蘭に向かいます。海蘭を使用人でも住まない所で生活させます。
海蘭は如懿に生活の辛さを訴えます。
如懿は皇后に海蘭を自分の住まいに移ることを願い出ますが、皇后に言いくるめられてしまいます。
感想
如懿伝が遂に始まったというところでしょうか。
聡明だったが女性同士の争いには、無関心で流れに身を任せている所があった青桜ですが、恨むべき相手の皇太后を懐柔しました。
如懿はポーカーフェイスで声は低く落ち着いているので、感情が読めないところがあります。強い野心を感じませんし、乾隆帝のことを想い女性同士の争いを避けてうまく立ち回っているようにも見えます。
如懿となり、皇后になるべく女性同士の争いに否が応でも巻き込まれていくことでしょう。
如懿演じるジョウ・シュン出演作でお勧めはヴィッキー・チャオ共演『妖魔伝 レザレクション』
如懿役とは違った妖艶なジョウ・シュンの演技が観れます!
大ヒット邦画『キングダム』を観てから中国歴史スペクタルにハマっています。
『キングダム』もお勧めなので観ていない方は、是非ご覧ください。
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