キングダム
キングダムを鑑賞しました。
あらすじ
紀元前245年、中華西方の国・秦。戦災で親を失くした少年・信(山崎賢人)と漂(吉沢亮)は、大将軍になる夢を抱きながら剣術の特訓に明け暮れていた。やがて漂は王宮へと召し上げられるが、王の弟・成キョウ(本郷奏多)が仕掛けたクーデターによる戦いで致命傷を負う。息を引き取る寸前の漂から渡された地図を頼りにある小屋へと向かった信は、そこで王座を追われた漂とうり二つの王・エイ政(吉沢亮)と対面。漂が彼の身代わりとなって殺されたのを知った信は、その後エイ政と共に王座を奪還するために戦うことになる。
※シネマトゥデイより
原作
原康久著 キングダム
感想
圧倒的なスケール
予算をかけたと言って海外ロケをするだけの邦画と違い、圧倒的なスケールの大きさは邦画とは思えません。
制作人の作品にかける思いが伝わってきます。
キャストが魅力的!
主演の山崎賢人君の真っ直ぐな少年漫画らしい主人公。
吉沢亮君演じる漂とエイ政の演じ分けが素晴らしい。特にエイ政の気品のあるカリスマ性が印象に残りました。
長澤まさみさん演じる山の王楊端和は屈強な山の民達を従える美貌と凛とした強さ。
最近のハリウッド映画は強い女性を描くことが多いですが、楊端和は邦画に現れた強い女性です。楊端和のスピンオフを見てみたくなる位とても素敵でした!
コメディリリーフの役割を果たす可愛い橋本環奈さん。血生臭い戦いのシーンが多い作中で癒されます。
王騎演じる大沢たかおさんは出演シーンは少ないながらも強い印象を残す役で、原作漫画では人気のあるキャラクターだろうと推測できます。
役作りのための増量もさすがベテラン俳優と納得させられます。
ストーリー
王道の少年漫画といった感じで話の展開はなんとなく予想がついてしまうのに、何故かワクワクしてあっという間にエンドロールが流れてきて中弛みしません。
原作未読でも楽しめます。
主題歌も作品に合っていました。
まとめ
映画キングダムは邦画とは思えないスケールの大きい映画で、是非劇場での鑑賞をお勧めします。原作未読な方でも楽しめる作品になっています。
グロテスクなシーンが少々あるので苦手な方は注意が必要です。
続編ありきの作り方も少々気になりますが、原作が続いている作品なので仕方がないところでしょうか。