実写版 シンデレラ
映画実写版「アラジン」の鑑賞前に、映画実写版「シンデレラ」の感想です。
制作
監督 ケネス・ブラナー
制作 サイモン・キンバーグ アリソン・シュアマー デビット・バロン
制作総指 ティム・ルイス
脚本 クリス・ワイツ
撮影 ハリス・ザンバーラウコス
美術 ダンテ・フェレッティ
衣装 サンディ・パウエル
音楽 パトリック・ドイル
キャスト
シンデレラ役 リリー・ジェイムス
まま母役 ケイト・ブランシェット
フェアリーゴッドマザー役 ヘレナ・ボナム・カーター
王子役 リチャード・マッテン
ドリゼラ役 ソフィー・マクシェラ
アナスタシア役 ホリデイ・グレインジャー
王役 デレク・ジャコビ
大尉役 ノンソー・アノジ
大公役 ステラン・スカルスガルド
シンデレラの父役 ベン・チャップリン
シンデレラの母役 ヘイリー・アトウェル
あらすじ
貿易商を営む父親が再婚し、継母とその連れ子である姉妹ドリゼラとアナスタシアと暮らすことになったエラ（リリー・ジェームズ）。だが、父親が不慮の事故で命を落とし、それを機に継母と義理の姉妹からつらく当たられ、召使いのように扱われる毎日を送る。勇気と優しさが魔法の力になるという亡き母の教えを胸にひどい仕打ちに耐えてきたエラだったが、ついにこらえきれずに家を飛び出してしまう。森へと馬を走らせた彼女は、城で働いているという青年キット（リチャード・マッデン）と出会い、心惹（ひ）かれるが……。
※シネマトゥデイより
感想 ネタバレなし
実写版ディズニープリンセス映画のはじまり
私は「シンデレラ」が実写版ディズニー映画のはじまりだと思っています。
「白雪姫」が先に実写版化しています。「スノーホワイト」や「白雪姫と鏡の女王」、どちらもつまらなくはないのですが、アニメ版とは描き方が変わっています。
「スノーホワイト 氷の王国」に至っては完全に映画オリジナルです。
その点、実写版「シンデレラ」はきちんとアニメ版のストーリーを元に作られています。
現代的を反映している
アニメ版の王道ストーリーを大切にしていますが、現代の女性のヒロイン像を描いています。
アニメ版では受動的なヒロイン像で王子を待つヒロインですが、実写版では能動的で自分の意思を持っているヒロインです。
また、まま母や王子の背景も描かれていてアニメ版のような型にはまった意地悪なまま母、ヒロインを救い出す王子様ではありません。
何と言っても見どころは衣装
衣装がアカデミー賞に多数輝いているサンディ・パウエルが制作しています。
シンデレラがポスターの青い衣装で踊る舞踏会シーンはシンデレラが動く度にキラキラと輝いて 夢のよう。サンディ・パウエルのなせる業だと思います。
衣装の制作には試行錯誤の末、多大な時間を費やしています。
サンディ・パウエルが最近の映画で衣装制作したのは「女王陛下のお気に入り」です。
こちらの衣装は宮廷映画では珍しく、モノトーンを基調としていて彼女のセンスにはいつも驚かされます。
リリー・ジェイムスはドラマ「ダウントン・アビー」に出演してスターダムに駆け上がりましたね。
実写版「美女と野獣」の野獣役ダン・スティーヴンスも「ダウントン・アビー」に出演しています。
「ダウントン・アビー」は人気ドラマだけに出演した俳優が注目を浴びるのでしょうね。
リリー・ジェイムスはシーズン３から出演しています。
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