ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた

ボストン ストロングをWOWOWで鑑賞しました。

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あらすじ 

ボストン在住のジェフ・ボーマン(ジェイク・ギレンホール)は、別れた恋人のエリン(タチアナ・マズラニー)とよりを戻すため、彼女が出場するマラソンの会場に行く。だがゴール地点近くで爆破テロが起き、彼は両足を失ってしまう。昏睡(こんすい)から目覚めたボーマンは警察に協力し、そのおかげで犯人の目星がつく。

シネマトゥデイより

https://www.cinematoday.jp/movie/T0022914

 

 ネタバレ感想 

英雄として作り上げられた主人公の葛藤

ボストンマラソン爆弾テロ事件で主人公が両脚を失ってしまいマスコミからは英雄として報道されます。

アメリカはヒーロー物語がお好きな印象がありますが、両脚を失ったことによる生活の変化に対応するだけで大変なのに英雄扱いされてしまったら大変ですよね。

PTSDになり、支えてくれる恋人に当たってしまったり…実話ベースのお話ですが主人公を美化しないで弱い部分やダメな部分をしっかり描いています。

自暴自棄の主人公を変えたのは、同じく心に痛みを抱えた人の言葉。

映画冒頭で描かれている主人公はとても行動的な人物です。そして、行動できる人物が心の痛みを知り、自分自身を受け入れて絶望の淵から立ち直ったら本当の英雄になれるのではないかと思いました。

ジェイク・ギレンホールの演技力

本作の制作側にも携わっているジェイクの演技は素晴らしいです。

何を演じても上手な俳優ですが今作でも彼の演技力が光っていました。絶望の淵で今にも泣きだしてしまいそうな彼の表情は心に残ります。

彼の出演作はどれもお勧めですし、作品がイマイチでも彼の演技に助けられている作品も多いですね。

彼の出演作で特に演技力を堪能したければ「ナイトクローラー」がお勧めです。

 

 

ナイトクローラー(吹替版)
 

 ボストンマラソン爆弾テロ事件

ボストンマラソン爆弾テロ事件を扱っている作品ですと「パトリオット・デイ」があります。

テロ事件を警察側の視点から描いている映画で、個人的にはこちらの映画の方が私の好みです。

パトリオット・デイ(字幕版)
 
パトリオット・デイ(吹替版)
 

 

 

 ボストン ストロングはWOWOWで5月10日に放送予定です。