女王陛下のお気に入り

女王陛下のお気に入りを鑑賞しました。

オリヴィア・コールマンが本命のグレン・クローズを抑えて主演女優賞受賞を受賞した作品です。前評判も高く期待値大!!

 


『女王陛下のお気に入り』日本版予告編

 

 舞台は18世紀初頭のイングランド

虚弱体質のアン女王、幼馴染で側近のサラ、没落した貴族でサラの従妹のアビゲイル

この3人が映画の中心です。

 主演はオリヴィア・コールマン演じるアン女王ですが、没落貴族のアビゲイルの成り上がり物語ではないでしょうか。

この映画は3人の女優の演技が素晴らしい。

主演女優賞受賞のオリヴィア・コールマンは流石の演技です。

アビゲイル演じるエマ・ストーンの憎たらしい表情。どちらかと言うと明るく性格の良い子を演じる事が多いエマ・ストーンですが、彼女の演技で印象に残っているのは「小悪魔はなぜモテる⁉」憎たらしい位が彼女に似合っていると感じます。

サラ演じるレイチェル・ワイズの凛として強い女性も素敵でした。彼女は「ナイロビの蜂」でアカデミー賞を受賞していますね。凛とした知的な女性がよく似合います。

 3人全く異なるタイプの女性で、鑑賞した方のお気に入りは誰になるでしょうか。

私のお気に入りはサラです。

 

 鑑賞後にどうしても考えてしまう事は、身近に居る大切な人を選べるなら、厳しいことでも率直に言ってくれる人?甘い言葉をささやいて現実から目を背けさせてくれる人?正解は明白ですが、現実に選べる立場だったら難しいですよね。

 

実在する3人を描いているので、その後現実はどうなったのか調べてみるのも面白いです。

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ヨルゴス・ランティモス監督の作品は独特な作品が多いですね。

籠の中の乙女」は独特すぎて私には合いませんでした。


映画『籠の中の乙女』予告編

「ロブスター」は、結婚しなければいけない状況に置かれると結婚したくなくて、愛してはいけない状況に置かれると愛する人が出来てしまう。


映画『ロブスター』予告編

 

「聖なる鹿殺し」も評判が良いで機会があれば観たい作品です。


映画『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』予告編